EMプリン石鹸

昔の話ですが、米屋に嫁いですぐに私は手の指先がものすごく荒れました。何が原因でひび割れるのかわからず過ごし、あまりのひどさに病院にいってやっと合成洗剤のせいだと解かりました。娘時代は家事仕事をまじめにしてなかったのがばれてしまいましたが、あれから何十年もたち、石油から作られる合成洗剤は使っていないので主婦でも手はまったく荒れなくなりました。

その後、当店ではEM商品も扱うようになり、熱心なお客様から教えてもらったプリン石鹸を作り使っています。

材料はご飯をお粥のようにしたもの、てんぷら油の残り、苛性ソーダです。

①劇薬の苛性ソーダと、どぶろくのようになったご飯(でんぷん)を混ぜます。その時激しく反応して熱くなり、煙もでるので吸い込まないように注意します。ここにEMセラミックパウダーも100g入れると反応が緩和されます。

②まだ熱い状態のところに廃油を少しずついれていき、分離しないようにマヨネーズを作るようにひたすら混ぜます。だんだん石鹸のようになってきて固まってきたらOK

③次の日からEM活性液か、米のとぎじるで作ったEM発酵液を熱くして2ℓ位ずつまぜていきます。これを3,4日繰り返していくので最終的には10ℓ以上の石鹸ができます。

④苛性ソーダの成分が落ち着いてくるまで1ヶ月ほど経ってから使うようになってます。

プリンのようにどろっとしているのでプリン石鹸と呼ばれていて、使い道は頑固な油汚れにも洗濯にも食器洗いにも何にでもいいようです。

材料がなかなか揃わないので1年に1,2回しか作りませんが、これを教えてもらったのは松稜市民センターで活動しているSEMサークルさんです。

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