ダンボール箱利用の生ごみ堆肥化で困った事

ダンボール箱を部屋の中でもできるよと教えてあげた方からの困った質問についてやっと原因がつかめました。

生ごみを入れても熱くならなくなったけどそのまま様子をみていたら、箱のまわりに粉のようなものが増えてきたので何だろう?と思った。そばの床や壁にも侵出してきたので、これは大変とダンボールの中味は外のコンポストに入れ処分した。しかし正体不明の粉がいなくなるまで毎日掃除して2週間くらいかかってしまったそうだ。

正体不明の粉を生ごみネットのY会長にみてもらいました。目でみたところは、腐葉土や堆肥化に使う材料のくずだろうが、チリダニかもしれないとの事。びっくりしました。ダニ類も自然界にいっぱいいてそれなりの役割があるとはいうものの大ショックです。顕微鏡でもみてくださるかも知れないのでどんな生物がみえるか楽しみです。

これはダンボール堆肥を進めるとき、準備の段階で私の説明不足からおきてしまったと大いに反省しました。

①ダンボールは厚手のものを選ぶ。みかん箱がちょうど良い固さと厚さがあります。

②底には新聞2日分敷く事と、外側からも底やまわりのつぎめにしっかりガムテープを張ること。

③ダンボール堆肥を始めるときの置く場所は、床から離して空気が流れるように工夫しておく

④ダニ類は50度くらいで死滅するので、生ごみを入れた時に熱くなるように水分やボカシをたしたり、調整してかきまぜる。もしどうしても熱くならないときは、いったん終わらせて庭や畑に戻し、土の微生物の助けを借りて分解したほうがいいようです。

目に見えない微生物ばかり意識してきましたが、ダニ類も見えない種類が何千といるので、今回の事はTさんにご迷惑をかけてしまいました。でもこれからダンボール堆肥をひろめていく際に気をつける重要な点を新たに教えてもらいました。

市役所のリサイクル推進課のHPには詳しい説明が載っていますので参考にしてください。http://www.gomi100.com/million/03/l04.php

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