ふきのとうの知識

私がいく畑にもふきのとうがでてきたので、ついうれしくなって3個ほど採ったときに畑仲間がわざわざ植えて殖やしているのを思い出した。

それで採るのをやめたあと、つぼみをとったあとの蕗はどうなるのだろうとはじめて考えた。

我が家では「菜の花村」という県北の中田町から有機野菜などを仙台まで配達してくれるお店から買っています。配達してくれる伊勢さんという方は山菜採りのプロ、その方に色々聞きました。

蕗は地下茎なのでつぼみは、ちょうど食べごろをいただいて半分は残す。やはり全部とると生きる力をなくし蕗は育たなくなるという話でした。

そのつぼみが大きくなって花になり、たんぽぽのように綿毛になって飛んでいき子孫をふやします。綿毛になって飛んでいくのは5月末か6月頃らしいです。それも気にしてなかったのですが、蕗の場合田んぼのあぜなどは草刈されるし、生き残るのは町ではむずかしいでしょう。

また葉のつく茎の方は、その集団にも芯の茎(親分茎)があり、よく見るとはっぱの形が他と違っているそうで、いっしょにとってきてゆでるとやわらかく茹で上がり、ベタッとなるのでおいしくなくて、ほんとはとらずに残してくると他の茎がもっと育つそうです。

今度山へいったら、蕗でも葉の形がちがう芯のくきをさがさなければ・・・

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